2012.12.22 Saturday 00:49

ヨシ照明<平安>物語

 先日、一般社団法人クラブ関西において、
12月20日(木)午後5時半から開催されました
忘年パーティ−に、何とこの私が参加させて頂きました.



まずオペラ<椿姫>全三幕(ダイジェスト版)を鑑賞させて頂いた後に、
フランス料理のフルコース、そのお料理の美味しかったこと(*^_^*)
またいつもの\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?状態。
そしてまたまたまさかの連続が・・・・

まず、一般社団法人クラブ関西とは・・・
関西の財界の方々が集うクラブです。
↓     ↓     ↓
http://www.club-kansai.jp/history/index.html

その場所にお伺い出来ることになったのは、
この忘年パーティ−の表彰式があり、その記念品に、
淀川・鵜殿のヨシで作られたヨシ照明器具を採用して頂いたからです。



この作品は<平安>というタイトルです。

こよひうどのといふところにとまる・・・・<土佐日記>紀貫之
にも登場する歴史ある鵜殿であり、
ユネスコの世界文化遺産にも選ばれている雅楽の
篳篥の蘆舌にも、鵜殿のヨシが使われています。

そんなストーリーを背景にして、
平安貴族の装束である十二単をイメージし、デザインしました。

山田兄弟製紙のヨシ紙・笹透かしをベースしたシェードです。
また後部には、鵜殿のヨシを貼り込んでいます。

この、照明器具の中の2重目、3重目は可動式になっています。
このアイディアは、クラブ関西様から頂戴し、大変画期的なものになりました。



クラブ関西の忘年パーティ−の受付にディスプレイして頂きました。
中の筒を回したり、見る方向によっても、デザインが変わります。
インテリアやお客様に合わせて、表情を変えて楽しむことが出来ます。

また後ろのヨシが見えるように、ミラー屏風を置いて頂きました。
このミラー屏風の作者は、松岡表具店さんです。

この照明器具の箱の中には、ウドノヨシ原研究所の<鵜殿を遊ぶ>の
パンフレット、山田兄弟製紙株式会社のヨシ紙のパンフレットや
ステーショナリーも入れさせて頂きました。

関西の経済界の方々に、鵜殿ヨシ原を知って頂くきっかけになればと、
クラブ関西様に、ご理解、ご協力頂きましたことは有難い限りです。



照明器具の後部に張り込むヨシは、昨年のヨシ刈りのものです。
鵜殿ノヨシ原研究所の小山先生と谷岡さんのご協力頂きました。
私もそのヨシ刈りには、参加させて頂きました。
鵜殿ヨシ原は、ボランティアの皆さんで守られています。
来年のヨシ刈りに、皆様も是非参加されませんか?

詳しくは→ http://www.udono-yoshihara.com/




鵜殿のヨシを、掃除し、割いていく作業です。
結構、真っ直ぐなようで、節もありくせもありますので、揃えるのが大変です。



出来上がったシェードに、1本1本貼り込む作業です。
どれをとっても同じものはありません。
ヨシが愛しくなって来ます(*^_^*)

せっかくなら生ヨシを貼って欲しいと、クラブ関西様からのご希望がありました。
やはり仕上がると、この後部で一見見えないヨシの存在に、
大きな意味があるのが解ります。



山田兄弟製紙の雲華紙を化粧箱にして頂きました。
三井包装紙器の社長さんにも、色々ご協力頂きました。
ふたと本体が市松になるのが、デザインのポイントです。
また、雲華紙は、新聞の古紙から作られているものです。
普段は、襖の裏に使用されていて、なかなか人前に現れないものですが、
私はこの雲華紙がお気に入りで、よく使わせて頂いています。

のし紙もヨシ紙の笹透かしを使い、オリジナルです(*^^)v



最後に風呂敷で包んで完成です!(^^)!
風呂敷は、京屋さんにお願いしました。
ラッピングにも、すべてエコを意識しました。




クラブ関西の手入れの行き届いた庭にも、イルミネーションが飾られていました。
これは、納品させて頂いた折に、撮らせて頂きました。

クラブ関西様には、今回、本当に沢山のご助言やお力添えを頂戴し、
この度の<平安>が完成致しました。
お話を頂いてから半年に渡り、何度も打ち合わせと、試行錯誤を繰り返し、
根気よくお付き合い頂きましたことに、心より感謝致しております。

またこの照明器具が完成するに当たり、
照明器具の設計の榊原鈞氏や、生産に携わって頂きました方々、
本当に沢山の人々のご協力のお陰と感謝致しております。

私の小さな小さな夢が、また一つ叶いました。
本当に人生とはまさかの連続で、こんなこともあるもんだと、
我ながらびっくりしております。
オペラ<椿姫>のヴィオレッタのセリフの中に、
この物語のキーワードとして、
「不思議だわ。まさか私がこんな気持ちになるなんて。」
というのが3度出てくると、始まる前に解説がありましたが、
まさしく人生とはそういうものなのかなと、
解らないなりに、<椿姫>に感動しておりました。

50を過ぎても尚新たな挑戦をしながら、自分のふがいなさも実感しています。
一人では本当に何もできませんし、
こうやって沢山のチカラを頂戴しなければ、実現できないものです。
色々な出会いと別れがあって、今があります。
そんなことの一つ一つに、大きな意味さえ感じるこの頃です。

この小さなあかりが、誰かの心を和ませたりできたら幸いです。
そして、平安時代から続く淀川・鵜殿ヨシ原が、
次世代につながっていきますようにと心より願っております。

本当に、本当に素敵な体験をさせて頂き、
ありがとうございました<m(__)m>








2019.10.03 Thursday 00:49

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