2018.03.09 Friday 17:35

クラブ関西の70周年記念品に「葦筆」を採用して頂きました。

お水取りが始まり、本格的な春が訪れるかと思いきや、

やはり今年も三寒四温の不安定な弥生の月でございます。

 

さて、春のめでたきご報告がございます。

2月1日に一般社団法人クラブ関西の70周年記念行事が開催され、

その記念品として、「葦筆」をご採用頂きました。

 

 

特注品「葦筆」ヨシボールペンは、特注の桐箱に入っています。

限定で300本作らせて頂きました。

 

 

70周年記念ですので、紫の鶴柄の越前和紙で包装させて頂きました。

勿論、熨斗紙は桜ヨシ紙です。

包装にも気合が入っており、出来上がった時の嬉しさよ。。。。

 

 

しかしながら、まだ誰もやったことがありませんので、

構想から完成までの半年間は、何やかやと大変でございました。

 

今回、ボールペン製作にご協力頂きましたのは、

ペンモードさんで、沢山の面白いオリジナルペンを製作されています。

ペンモードの松川さんをご紹介頂きましたのは、

西武高槻店の橋本さん。

橋本さんは、鵜殿ヨシ原のヨシ刈り体験も、

一昨年からご参加頂いており、今年も一緒にボールペン用の葦の為に

ご尽力頂きました。

このお二人無しでは、語れない「葦筆」でございます。

 

 

ヨシの断裁を、事務所の前や自宅のガレージで行っていると、

皆さんに声をかけて頂くことが多く、その度に説明していました。

葦を知らない方も多く、熱心に聞いて頂けたのは意外でした。

今回のヨシは、細身のもので、長身のヨシ4mほどの

中ごろ2mあたりをカットしたのですが、柔らかい部分なので、

割れるものが多く、作業に手間取りました。

 

 

カットしたヨシを、1本1本タオルで磨いてやっと梱包作業へ。

手塩に掛けたヨシはとても愛おしいです。

 

今回使用させて頂きましたヨシは、2015年1月と、2017年1月に

刈り取りをし、乾燥させていたものでしたが、

昨年のものが、若干乾燥が足りなかったのか、

納品後にひび割れたものもあり、

再度人工的な乾燥をかけたものもありました。

やはり、初の試みとあって、なかなか思うようにいかず大変でした。

 

また、天然のヨシですので、その年の自然環境の影響を受け、

ヨシの生育も異なり、強度、肌艶、色目、虫食いの柄?等、

1本1本の個体差もあり、どれが正解かは、まだ分かりません。

逆に、同じものは絶対作れない良さもあります。

 

 

こうやって、沢山のご協力を得てやっと無事に完成致しました。

ただ、こちらのサイズの「葦筆」ヨシボールペンは、

今回、この「葦筆」のデビューさせるにあたりご協力頂きました

一般社団法人クラブ関西限定バージョンとさせて頂きたいと思います。

 

過去に度々登場しております

一般社団法人クラブ関西とは、特に大阪で活動する経済人や文化人を

会員とする一般社団法人で、 1948年( 昭和23年)2月5日に

設立されました。

 

一番最初にお世話になりましたのは、

2012年(平成24年)12月の忘年パーティの記念品でした。

それ以降も、舞台設営やテーブル用照明等、

これまで色々とご採用頂いて参りました。

その内容は、下記の通りです。

 

ヨシ創作照明<平安>誕生

http://art-may.jugem.jp/?eid=186

 

ヨシ創作照明<平安>常設

http://art-may.jugem.jp/?eid=216

 

舞台用和紙のクリスマスツリー

http://art-may.jugem.jp/?eid=298

 

平家物語イベント舞台とテーブル用ランプ

http://art-may.jugem.jp/?eid=310

 

一般社団法人クラブ関西 専務理事 細見 雅春氏

 

2012年5月のスタイリングエキスポが高島屋で開催された折に、

初めてお目にかかって以来6年間に渡り、

商品開発を含め多岐に渡りアドバイスを賜り、ご指導頂きました。

この出会いは、私にとって大きな転機となり、

今のアトリエMayの根幹となっていると言っても過言ではありません。

改めて、このご縁に心より感謝致しております。

 

 

 

そして、今年2018年初夏に、一般に販売させて頂く予定の「葦筆」は、

少し太めのポッテリタイプです。

葦の根元にほど近い太い部分を使用しています。

 

 

淀川・鵜殿ヨシ原のヨシは、雅楽の篳篥という楽器の吹き口に最適だと、

古の頃から今日まで重宝されて参りました。

その雅楽の篳篥の蘆舌(リード)に使用される葦と、

大体同じサイズとなります。

つまり、蘆舌(リード)になれなかったヨシを活用させて頂くという

ことになりますね。

この葦ボールペンとヨシ紙で、心温まるメッセージというのは

いかがでしょうか?

ヨシヨシセットで、ヨシご縁を繋いで頂けるようお祈り申し上げます。

 

*ヨシ紙は、福井県の山田兄弟製紙株式会社が抄造しています。

 

淀川のヨシは、自然を守り、文化を守り、人を繋ぎます。

また、今年新たなヨシ商品の仲間として生まれた

「葦筆」ヨシボールペンを末永くご愛顧頂きますよう

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

ご協力頂きました皆様、本当にありがとうございましたm(__)m

 

 


2018.03.23 Friday 17:35

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